新潟いい家の会

  • 基本情報

    グループの名称
    新潟いい家の会
    地域型住宅の名称
    美しく性能のいい家
    結成年
    2015年
    グループ連絡先
    株式会社坂詰製材所/桐生透
    事務局住所
    〒959-2221
    新潟県阿賀野市保田3858番地
    電話番号
    0250-68-2250
    担当e-mail
    kiryu@s-housing.com
    グループ代表者
    有限会社熊倉建築設計事務所
    熊倉 一夫
    グループHP
  • グループの取組み・特徴

    グループのPRポイント
    地域材の中でも特に新潟県産杉を住宅に取り入れて建築することを使命感としてグループで推進している。また、川上の林業から建築施工まで一貫したバリューチェーン化も推進している。まずは事前に設計図書で構造計算や省エネ計算等の計算をし、住宅の基本性能を高める努力、そして住宅を見える化するため、展開図や詳細図・リアルなパース・実際のモデルハウスを活用することで間取りや機能性だけでなく、日本の建築美や地域の建築美も追及する。そして施工では、構造計算強度を実現するための信頼性のある素材の使用と強度を長く保つ通気工法、省エネ数値を実現するための気密工事、適切な住宅設備の選択をし、耐久性も併せて発揮できる施工をしている。「新潟の美しく性能のいい家」の施工を理念として、グループで追及・実現している。
    地域型住宅の性能について
    地域材の中でも新潟県産材(新潟は杉しかない)を活用するために、木材含水率を管理、強度を測定、きれいな仕上げをし、信頼性の高い地域材を生産し活用する。構造計算をして、耐震等級2以上にすることを目標にしている。その構造強度と耐久性を長く保つため、木を腐らせない通気工法で施工する。省エネ性能を事前に計算し、認定低炭素以上の仕様にし、ゼロエネ、ZEH仕様も確立する。その性能を発揮するためには断熱だけでなく特に気密工事が大事。測定目標値は1.0cm2/m2。家の基本性能を確立、そのうえで、地域の建築文化・建築美・デザイン・間取りなどを追及している。
    地域材の活用について
    新潟県産材を構造材に活用するには、他の樹種(米松やRW集成材など)とミックスで使用していく。当グループの杉KDは、含水率管理、強度管理なされていて、ヤング強度もほぼE70以上である(E70~E110)。供給側でもJAS機械等級区分構造用製材を取得して地域材の信頼性を上げ、A材活用を拡大している。新潟県産材は構造材だけでなく羽柄材にも活用していく。A材の中でも特Aクラスは梁の化粧材、垂木の現し、内装材の床板、羽目板などにも活用する。浮造り仕上げなども開発している。また、補助金申請をする物件については、全体に使用した地域材の内、新潟県産材を必ず10%以上使用する。
    引き渡し後の維持管理について
    グループ構成員の倒産や廃業時には住宅履歴をグループ内で引き継ぎ、事務局が代替業者を斡旋し、維持管理を継続して行える体制作りをしている。事業継承についても協力する。