利根沼田若手職人の会

  • 基本情報

    グループの名称
    利根沼田若手職人の会
    地域型住宅の名称
    ウッドソムリエの家
    結成年
    2012年
    グループ連絡先
    株式会社関工務所/齋綾司
    事務局住所
    〒378-0101
    群馬県利根郡川場村谷地1950
    電話番号
    0278-52-2239
    担当e-mail
    r-itsuki@se-seki.jp
    グループ代表者
    有限会社真下工務店
    真下 美貴夫
    グループHP
  • グループの取組み・特徴

    グループのPRポイント
    私たちは、昔から良質な木材の産地で、腕の良い大工が育つとされる群馬県北部、利根沼田地域の若手大工職人を中心に2012年に結成し、地域型住宅を群馬県内に供給してきました。
    施工構成員全員が自ら大工であるか社員大工を持つため、急を要する措置や修理、トラブルにもスムーズな対応ができ、お客様にはとても喜ばれており、 その大工の技術と良質な木材の良さを生かした、安心安全な住まいづくりに取り組んでいます。
    更には、大工職人の成り手の減少や高齢化が進んでいる中、腕の良い職人が育つ伝統が代々受け継がれている地域の利点を生かし、大工職人の育成、技術の継承にも取り組んでいます。
    その他にも木工広場やイベント等に積極的に参加することで、地域の皆さんとの交流を大切にし、地域型住宅の普及も図っています。
    今後も研修や勉強に力を入れながら研鑚を重ね、地域型住宅の普及を通して、お客様をはじめ地域の皆様のお役にたてるよう努力してまいります。
    地域型住宅の性能について
    施工構成員の事業所が所在する利根沼田地域は、特に寒さが厳しく、冬にはマイナス10°C にもなる省エネ地域区分3地域に、およそ半数の事業所が所在しているため、省エネ、断熱には特に意識が高く、施工構成員全員が住宅省エネルギー技術者講習修了者でもあります。
    更にこの地域は、積雪もあるため、構造に対しても充分に配慮する等、地域型住宅の性能をとても重視して取り組んでいます。
    木造住宅の専門工事で最も時間と技術が必要となる大工工事は、下請けを使うのではなく、施工構成員全員が自ら大工であるか社員大工を持つため、技術に対するこだわりも高く、信頼性も確保されています。
    地域型住宅の施工には欠かすことのできない大工職人の減少が進んでいる中、当グループの施工構成員は、大工職人の育成と技術の継承に取組んでおり、地域型住宅の普及とともに本物の大工職人を増やすことにも努力しています。
    地域材の活用について
    私たちの事業所が所在する利根沼田地域は、総面積約177千haの内、林野面積は約152千haで、林野率は約86%と高く、かつては木材の町と言われ、杉、桧、松、カラマツ等建築用材も盛んに生産された時期もありましたが、外国産材の需要が増えるに従い、以前の勢いが見られなくなっています。
    私たちは、この利根沼田地域の地元材を地域型住宅に、できうる限り取り入れることを通して、この地域の林業・木材関係者にも微力ではありますが貢献することも目指しています。
    また、私たちの地域型住宅は、群馬県産地域材を構造材に50%以上使用することを義務づけ、内装仕上材に9㎡以上使用を推奨すると致しました。
    引き渡し後の維持管理について
    私たちが施工した地域型住宅を、お引き渡した後の維持管理については、指定する住宅履歴サービス機関に情報の蓄積を義務づけ、信頼の確保に努めています。
    また、各施工構成員の責任において、完成後の定期点検を行うことも義務付けています。
    更には、施工構成員の廃業に対するグループの対応として、各自瑕疵保証保険には必ず全棟加入を義務づけており、廃業があった場合でも、グループの施工構成員が引き継ぐとの申し合わせができています。
    私たちグループの特徴としては、施工構成員全員が自ら大工であるか社員大工を持つため、急を有する措置や修理、メンテナンスにも迅速に対応できることです。