遠州建築士による住まいの会

  • 基本情報

    グループの名称
    遠州建築士による住まいの会
    地域型住宅の名称
    遠州建築士による住まい
    結成年
    2012年
    グループ連絡先
    オールスタッフ株式会社/八木さゆり
    事務局住所
    〒436-0048
    静岡県掛川市細田300
    電話番号
    0537-23-0131
    担当e-mail
    yagi@allstuff.co.jp
    グループ代表者
    オールスタッフ株式会社
    花嶋 八木
    グループHP
    https://www.facebook.com/ensyu.kenchikushi/
  • グループの取組み・特徴

    グループのPRポイント
    当グループは、設計と施工を公益社団法人静岡県建築士会 西部ブロックの会員及び賛助会員に限り、その他の県中西部地域の住宅に関わる様々な担い手を含めて発足しました。 当グル-プの最大のポイントは、工務店から独立した設計事務所が住宅の工事監理を客観的に行うことにより住宅の品質を確保することです。 また、当グル-プのある静岡県は東南海地震が予測されている県であり、来る南海トラフ大地震(マグニチュード9程度)では、建物の倒壊が19万棟に上ると想定されている地域であります。私たちは、その地震を想定した耐震性能の高い(耐震等級3以上)住宅の供給を目指しています。
    そして、特色ある静岡県の地域材利用促進のために、事務局に合法木材・地域材・森林認証材に精通した担当者を配置して、資料作成や申請サポートを効率よく進める体制を備えています。
    地域型住宅の性能について
    静岡県中西部は温暖で、過しやすい気候です。
    平地と山間部では気候の差がありますが、北部山岳地帯を除けば全体的に温暖な四季のある安定した地域です。冬は平地で積雪が少なく安定しています。
    降水量は多いが、日照時間は日本でも有数の長さを誇る地域であります。
    この自然を取込み、周辺環境に配慮し、自然光、通風を活かした省エネルギー性の高い住宅(住宅性能評価基準・断熱等性能等級5を基本とし、1次エネルギー消費量等級6)を目指します。
    供給する住宅のデザインは地元で産出される木材を活かしたものとし、勾配屋根を基本とします。
    構造的には、耐力壁を釣り合いよく配置した耐震性の高い住宅を提供します。その他は、私たちで定めた「遠州建築士による地域設計ルール」によります。
    地域材の活用について
    全国で2番目に広い日本三大人工美林と謳われる天竜や掛川、森などの杉人工林が身近にあり、良質な建築資材として利用できる地域にある私たちグループでは、静岡県産材、特に地元で産出される天竜材、掛川材(共にFSC認証済)を構造材・仕上げ材に出来る限り利用していきます。 その上でグループ独自で下記のルールを定めています。
    ①土台は3.5寸角(ヒノキ)以上、柱は3.5寸角(ヒノキ・スギ)以上、通し柱は4.0寸角(ヒノキ・スギ)以上、梁桁は3.5寸幅以上とする。
    ②地域市場で入手し易い大きさ(材成、材長)が利用できるようにモジュールの共有化を目指し、継ぎ手をなるべく減らすなど木材の有効利用を促進する。
    ③主要構造部には、含水率20%以下(スギ梁については25%以下)の乾燥材の利用を促進する。
    ④しずおか優良木材又は静岡県産材及び合法木材を、主要構造部の50%以上使用する。
    ⑤下地材及び仕上材に10m2以上の静岡県産材又は合法木材の国産材を使用を目指す。
    引き渡し後の維持管理について
    各社で引き渡し時に建物のメンテナンス方法について、説明することと1年後の点検を義務付けます。
    また完成見学会で、木材のメンテナンス方法を紹介したり、これから住宅の建築を考えている人々に対して維持管理の重要性の周知を行います。
    そして、各社ごとに蓄積している住宅履歴情報は年度末に事務局で集計します。